Brillia 目黒大橋
建築・不動産
建築AR
Geospatial API
建設予定地の完成イメージや物件情報を3Dでよりリアルに伝えて訴求力を上げる高品質な建築・不動産AR(拡張現実)
東京建物株式会社様が新たに提供する分譲マンション「ブリリア目黒大橋」のARコンテンツ制作に参画させて頂きました。
「ブリリア目黒大橋」は目黒区大橋2丁目の高台に誕生します。本物件は南面が解放された丘上であることから、南側の緩やかな通りに立ち物件を見上げ、現実の土地上にCGで作られた迫力あるARを表示させ、完成後の暮らしのイメージを可視化することで、さらなる物件訴求を図りたいというご担当者様の熱い想いを受けたところからスタートしています。
本物件は、落ち着いた色合いの外壁や、バリエーション豊富なタイル素材を基調とするなど、デザイン性に富んだ外観であるため、AR表示された際に、3Dモデルも重厚感や素材の質感を損なわず、限りなく実物のイメージに近づける事が必要不可欠でした。長年建築CGに特化してきた当社ならではのビジュアライゼーションで、タブレットやスマートフォン向けに開発したCGでは最高レベルのクオリティを出すことができました。
今回は、仮想空間と現実空間を紐づける技術ARCore Geospatial APIを活用した初めての建築ARアプリの開発プロジェクトとなります。アプリは起動と同時にVPSで位置情報を取得するため、新たなマーカーやQRコードの設置が不要となります。センチメートルの単位で自分の向いている方向と位置合わせが可能となったので、現場のどの位置からでもARコンテンツを表示させることができます。画像マーカーを設置場所まで読み込みに行く手間も省け、大きな誤差もなく歩きながら利用できる点は、マーカーが設置できないような現場などで大いに活用頂きたい最新の技術となります。