首都圏の広域なエリアを美しいグラフィックでバーチャル体験頂く新たな販路

この度3Dビジュアライゼーションチームは、東京建物様、三菱地所レジデンス様、東急不動産様の3社が池袋駅近く（東京都豊島区池袋3丁目）に新設する地上30階、地下1階、高さ99.28ｍ（最高105.00ｍ）、総戸数230戸（他、店舗1区画）の超高層分譲タワーマンションのCGコンテンツ制作に参画させて頂きました。

本プロジェクトでは、計画地周辺の文教住宅エリアの魅力と、池袋駅から計画地まで続くアゼリア通りの利便性をリアルで分かりやすいCGで伝える必要があったため、近隣の文教大学、祥雲寺、緑豊かな街並み、アゼリア通りに限っては街灯やガードレールに至る細部まで現地写真を基に忠実に作り込み、複数の再開発プロジェクトが展開する池袋駅周辺、半径約3km圏内を国土交通省の3D都市モデルのオープンデータ「PLATEAU(プラトー)」を活用して駅周辺を構築し、大都市の主要駅周辺をこれまでにないクオリティでリアルに再現しています。今回のCGコンテンツはパース、アニメーション、UnrealEngine４(UE4)を使用した、VRウォークスルーをワンストップで制作しました。アニメーションはVRの一環として制作するため、リアルタイムレンダリングによる動画書き出しは、様々な修正や変更にも時間とコストをかけずに対応できる事が、VR制作の最大のメリットとなっています。

VRコンテンツの操作方法は一般的なゲームコントローラーを使用しますが、視覚的に画面をシンプルな構成にすることで、メニュー表示や操作の単純化を図っています。池袋駅周辺のフライスルー、眺望表現（新宿副都心、富士山）、計画地周辺のウォークスルーなど、現地へ行かずともフルCGによるリアルな街並みを高品質な建築VRで体験することが可能となっております。さらに、プラトーを活用した広域範囲3DCGの日影シミュレーション機能も実装し、四季折々の日影表現も様々な場所からリアルタイムで確認する事ができます。

画像はイメージです

今回、シアター用のコンテンツ動画以外にも、池袋駅上空から計画地までのVR動画を書き出し、不慣れなゲームコントローラーで操作して頂かなくてもVRが体感できるオートプレイモード機能も取り入れています。
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