リアルタイムレンダリングを活用してハイクオリティなパフォーマンスを実現

Isuzu Ute Australia様におけるいすゞ製 小型商用車・SUVを取り扱うHPにて、カーコンフュギレーターコンテンツ開発に参画させて頂きました。

カーコンフィギュレーターとは、HP閲覧者が自身の好みに合わせてWeb上で車両のグレード・カラーの選択、車両アクセサリーの組み換えができ、自分の好みの車両を作り上げられるサービスです。
出来上がった車両は様々な角度から閲覧可能で、車両購入に向けたWeb上での顧客体験の充実を実現します。

現状のカーコンフィギュレーターの多くは、プリレンダリングと呼ばれる技術を活用しており、閲覧者が自由に製品を変更する事が難しい場合が多く、様々な面で制限がかかっていました。
そこで今回のプロジェクトでは閲覧者のイメージアップをよりスムーズに行っていただく為、リアルタイムレンダリングと呼ばれる技術を活用しました。
リアルタイムレンダリングはプリレンダリングに比べ、自由度は高くなるものの、CGのデータ量が多く、表示処理に時間を要し閲覧にストレスがかかったり、アピールしたい製品の見た目の部分でクオリティが担保しづらいというデメリットがありました。
そこで、ハイクオリティなCG制作を得意としていた弊社のCG制作技術と、ゲームエンジン開発で培ったデータ処理をより軽くする技術を活用し、リアルタイムレンダリングでもよりクオリティが高く 、閲覧者にストレスなく自由に欲しい製品のイメージアップを行っていただけるサービスにデザインしました。

また車体のモデルデータ制作においてはデータベースに点群データやフォトグラメトリを利用しており、限りなく実際の装備や形状を正確に表現しております。

参考URL
https://www.isuzuute.com.au/d-max/customise